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アプローチの一例 General Approach

直感(右脳)と合理性(左脳)のバランスをとる


よく女性は直感に強く、男性は論理に強いと言われますが……。

それらのバランスをとることが、人生を楽にしてくれる大きな要素だと思います。

では、どうやったらいいのか?

セラピーにいらっしゃる方によるあるのは、男性か女性かに係わらず、左脳の使い方で自らを苦しめてしまっているように見えるケースです。

左脳=恐怖・疑い・決めつけ

もともと、左脳(知性・合理性のことを指します)の機能として、地上で何かを具現化する時にとても役に立つ反面、物事を考える時に批判的、論理的、価値判断をくだしがち、という特徴があると思います。別にも書いたことですが、左脳の機能をネガティブに表現すると、「恐怖」「疑い」「決め付け」となります。

将来のことを批判的・論理的に考えようとしても、結局は将来で「確か」なことはありませんから、どうしても不安感が出てきます。つまり、うまくいかなかったらどうしよう、最悪の事態が起きるかもしれない、という恐怖が煽られます。

また、他人に対しても、その人の言っていることが本当でなかったら、騙されていたら、相手の気が変わったら……、といった疑いも生まれてきます。これが信頼 の欠如、疑いです。

自分が正しい道を歩んでいると思っていても、それに対して、証明を求めたり、他の可能性を考えたりする面もあります。プロセスへの信頼の欠如です。


でも、エネルギー的に言えば、何かに疑いや恐怖を抱いている時には、それに呼応するものを引き寄せてしまうことも少なくないです。もしスポーツの試合などで、うまくいかなかったらどうしようと常に考えていては、本来勝てるものも勝てなくなる状態に似ています。

人間は見ているものに近寄ってしまうものですから、失敗するイメージを見つめていれば、失敗する可能性が高まるのは当然のことです。成功したイメージを抱き続けることが大切なのは、一般的に言われている通りです。


さて、左脳の使い方に戻りますが、左脳の機能が「恐怖」「疑い」「決め付け」だとすれば、そのような使い方をしないほうが、プロセスは楽に進む可能性が高くなります。

私見ですが、大雑把な表現をすれば、大きな方向性を決める時には、右脳・直感・勘・ハラで決めて、その方向性を具現化する時には左脳・論理・合理性を使っていくのが、よいバランスだと思っています。


例えば、自分が今の仕事を辞めようかどうしようかと迷っているとします。

左脳を使うと、仕事を辞めてしまったら収入がなくなってしまう、次の仕事が見つかるかどうかわからない、別の会社に行っても同じことが起きるかも知れない、 自分は現実回避しているのかもしれない、自分が何かバカなことをしているのかも知れないと思う、などなどの疑いや恐怖が出てきます。

でもその本当の答えは自分の中にあるのです。自分の本質的なところ、それをハイアーセルフと呼んでもいいですが、に答えを求めてみれば、辞めるべきか否かの答えは容易に見つかるはずです。

瞑想をしてもよいですし、あるいはダウジングやタロットでもよいかも知れません。自分の本質的なところにコンタクトをとって、そこにあるものを「そのまま」受け入れることが大切だと思います。

その答えを自分のハラにあててみて、「ハラに落ちる」、納得がいく・違和感がない、ならそれは多分正しい答えでしょう。

もし確信がもてなかったら、自分の頭を一回止めてみて、それから聞いてみたらよいかも知れません。

正しい答えを見つけたときには、これだ!という感覚があると思います。或いは、自分でも逆らいがたいほどの衝動があると思います。


敢えて付け加えれば、本当に「正しい」選択をしたとしても、当初思った通りにいくかどうかは、その人のタイミングによる、ということはあります。

つまり、人生には色々な経験を積むために生きるという側面もありますから、その時点では「これだ!」と思って実行しても、それが結果的に思った通りにはいかないということも少なくありません。

しかし、それは必要な寄り道だったと いうことで、もともとの直感が誤っていたということでは必ずしもないと思います。

その寄り道の経験が後々に役に立つということです。若いうちの苦労は買っ てでもしろ、という言われますが、その苦労を単に苦しい時期とするか、将来輝く自分への糧とするか、はその人が決められることです。


左脳と右脳のバランスを山登りにたとえると、その山に登るかどうかは直感で決める、ではどのように登るか、登るときには何が必要なのかは左脳で決める、というのが適当だと思います。

選択する時には、右脳の直感で決める。
選択したものを実行に移す時には、左脳の論理で詰めていく。

このバランスをとることが大切かと。


左脳ばかり使っている人は、自分が左脳で大部分のことを考えているということに気付いていない場合も多いようです。これは私もその傾向が多分にあります。この場合、左脳を止めた瞑想などを行うことによって、自分の直感の感覚を高めることが出来ます。

右脳を主に使っている人の場合、イメージ化していれば何でも実現すると感じているかも知れません。しかし、それが自分の魂の表現にかかわっていると、それは創造行為ですから、自分の手足を動かすことによって、また多少の障害を乗り越えることによって、自分の本質が表現される部分だと思うのです。

ミ ケランジェロのような芸術家は、恐らく、まだ彫っていない石の塊を前にして、直感によって完成品の姿を見ていたに違いありません。

彼にとってみれば、手足 を使った作業は、原石から完成品を彫り出す作業だったと思います。しかし、彼はそれが出来る技術を左脳も使って着実に身につけたから、思ったとおりのものを彫り出す ことが可能だったのだと思います。

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