タイプCパーソナリティというのがあるそうで……。
CとはCANCER(ガン)のCでもあり、一般的に言われているタイプA(仕事中毒的なタイプ)とタイプB(正常なタイプ)の延長としても位置づけられるとされているみたいです。
タイプA:
・外在化(自己の内部構造を外界に転嫁する)
・敵対心と競争心でものごとに対処
・自己中心的
・緊張
タイプB:
・怒りなどの感情を適切に表現する
・自分の要求にも他人の要求にも応えられる
・リラックス
タイプC:
・内在化(外界の構造を自己の内部に取り込むこと)
・譲歩や感情の抑圧でものごとに対処
・自己犠牲的
・受動的
このタイプCが面白いと感じたのは、以前からガン傾向として私のなかで仮説としてあったものと重なっているところが多かったからです。
ガンになりやすい性格として、自分の感情を抑圧してしまって、自分のニーズより他人のニーズを優先しやすい傾向があるものと理解していました。
自分の中のスパーク、自分の魂の叫びに耳を傾けることなく、外界を内部に取り込んでしまって、それを自分のアイデンティティと間違えているとも言えそうです。
ガン傾向を持っていると、目の白目が青みがかることも多いようです。そして急性の症状には恐怖心が強く出やすいようで。ホメオパシーなら急性はアコナイトなど、そして体質的にはカルシノーシンも使えると思います。
ブッシュ・フラワーエッセンスなら、タイプAはブラック・アイド・スーザン、タイプCは例えばアルパイン・ミント・ブッシュなどでしょうか。もちろん、その都度、上に乗っかっている感情層などを勘案して、適切なエッセンスを選択することになります。
ホメオパシーでもガン・マイアズム(体質)というのがあって、マイアズムの基本であるプソラ(存在の恐怖、アイデンティティの混乱)、サイコティック(自尊心のアンバランスなど)とシフィリティック(自己破壊傾向)の対立、テュバキラー(ホームシック、帰属感の欠如など)への進展、に加えてガン・マイアズムへの進展という図式が論じられています。
この傾向を持っている人がガンへの道を進まないようにするためには、自分がワクワクすることを大切にするということが一つ必要かも知れません。つまり、自分の幸せ感、興奮、躍動感を感じることを自分に許可するということでしょうか。
例えば家族のために自分は嫌いな仕事を続けるということも、あるいは子供のために仮面夫婦を続けるということも、この傾向の一つの側面だと思います。もちろん、その人たちがガンになるかどうかは、遺伝的に受け継いだ傾向(もともと持っている肉体の弱さなど)にもよりますので、ケース・バイ・ケースですが。