誰かに対する
恨み・怒りが体内に残っていると、それは膨大なエネルギーを浪費することになります。
症状としては、
皮膚の症状、肝臓や胆のうの異常、胃などの潰瘍、怒りの層の下にある悲しみと恐怖の層の抑圧、
疲労感などにつながってきます。
これを解放するエッセンスとしては、ブッシュ・エッセンスの
ダガー・ハキアが効果的です。
マウンテン・デビルや、
レッド・ヘルメット・オーキッド、
ドッグ・ローズ、
ラブ・ブルーベル、
ボアブ、
ブルーベルなども併用できます。
ホメオパシーで
は、他の要因もありますが、STAPHISAGRIA、IGNATIA、ANACARDIAM、COCCULUS、SEPIA、ACONITE、
CHAMOMILE、NUX−VOMなどでしょうか。疲弊についてはVALERIAN、SCUTTELARIAなども使えるかも知れません。
エネルギー的にはみぞおちの第3チャクラ、第1チャクラあたりと、頭の周囲に
停滞したエネルギーを抜くことが出来ます。
一方、一時的に感情を解放しても、日常生活に戻ると周囲の環境は変わらないこともありますから、さらにボタンを押されて感情が爆発することもあります。
これは、その人が更に恨み・怒りを解放しなくてはならないことを示唆していますから、日々感情を蓄積しないで、処理できるようになることも大切かと思います。
そのため、以下のワークをお勧めします。これはイアン・ホワイトの「
オーストラリア・ブッシュ・フラワーエッセンス」からの抜粋です。転送などはご遠慮ください。
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赦しのプロセス
このプロセスを行なうにあたって、邪魔のはいらない、且つ音が漏れない静かでプライベートな空間を確保することが理想的です。プロセスは何度かにわけて行
なうことも、或いは一度に行なうことも可能ですが、一度にやると何時間もかかるかも知れませんので注意してください。
楽な姿勢で腰をかけるか横になった後、深呼吸を数回し、目を閉じます。自分がゆったりとした内省的な状態になるようにしてください。それから自分が恨みを
感じている人々の姿が目の前に現れるようお願いします。一回に一人だけ、解決すべき問題が最も多い相手が先に現れます。ほぼ例外なく一人目は親の一方で、
二人目はもう一方の親です。
相手の姿が見えたり、或いは相手の存在が感じられたら、その人のおへそから一本のコードが出ているイメージをします。自分のおへそからは別のコードが出て
います。まず、二本のコードを結んでください。そして、声を出して相手の名前を呼び、それから「私があなたを恨んでいるのは〜に対してです」と、自分が相
手に対して恨みや憤りを感じている事柄を全て述べていきます。
全てを述べ終わったら、相手の名前を呼び、それから「私があなたに対して抱いている恨みを私は開放します。私はあなたを愛しており、あなたを赦します」と
言います。「あなたを赦します」と言うときに自分の手でハサミをつくり、自分と相手を結んでいる想像上のコードを切り放ちます。
更にこのプロセスを二度繰り返します。繰り返す時に、一度目では挙げ忘れた恨みがあればそれも追加していきます。
合計三回のプロセスが終了したら、プロセスを交替します。もう一度相手と自分の間のコードを結びなおしますが、今度は相手の名前を言ってから、「あなたが
私を恨んでいるのは〜に対してです」と、相手が自分に対して恨みを感じていると思われる事柄を述べます。完了したら、相手の名前を再び呼び、「あなたが私
に対して恨みを感じている全てのことについて、私はあなたを赦します。私はあなたを愛しており、あなたを解放します」と言い、コードを切ります。前と同じ
ようにこのプロセスをさらに二度繰り返します。
これで一人目とのプロセスは終わりですので、自分が恨みを感じている次の人に現れてくれるようお願いします。