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ホリスティック・セラピーは、渋谷から12分の神奈川県武蔵小杉にあるクリニックです。

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アプローチの一例 General Approach

憑依について


最近、「憑依」という言葉をよく聞くようになりました。

おそらくスピリチュアルという言葉が普及してきたため、そのような「不可視の」世界を意識するようになっているのだと思います。

憑依とは、自分以外のエネルギー存在を自分の中に入れてしまった状態で、程度の差異はありますが、大部分の人に日常的に起こっていることのようです。

この傾向は、よい面を見れば、他人の痛みを自分のものとして感じやすいということでもありますから、とても優しい性格ともいえます。ヒーリングやカウンセリング、ボランティア、宗教的活動など、他人を助ける能力にかけては高いものをお持ちなのでしょう。

ただし、自分のエネルギーは自分のもの、他人や他の存在(未浄化霊など)のエネルギーは自分以外のものなのです。共感の能力は役に立つものですが、その後にきちんとセパレーション(自分以外のものを切り離しておくこと)をしておくことはとても大切です。

人が変わったようになってしまう、どうしてもやめられない癖がある、など比較的深刻な憑依でなければ、自分をしっかりと保つことによって、身を護ることが出来ます

不安感のところでも書きましたが、自分という存在・意識をしっかりと持つこと、オーラの境界を強化すること、既に自分の中に入っているエネルギーを排除す ること(自分のエネルギー・フィールドは自分だけのものですから、異質なエネルギーは排除することが出来るはずです)などによって、軽度の憑依は対処出来 ます。

重度の場合は、しっかりとした「除霊」をすることが必要ですが、その場合でも、自分の自我をしっかり持っていないと、また同じような(共鳴する)エネルギー存在を引き寄せてしまいますので、根本的な解決策になりません。

つまり、憑依されるのは、自分の中にそのエネルギーと共鳴するもの、ネガティブなものを持っているということですので、自分の波動を高めること、そして日々幸せと感謝の念を持ちながら自分らしく生きること、これが根本的な解決の鍵だと思います。


セラピーでは、上述のことを中心に(個人によって異なりますが)、エネルギー的なワーク、自分の中で共鳴している部分の感情解放ワーク、フラワーエッセンスやヒーリングによるオーラ・自我強化などをさせていただくことになります。


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よく「狐つき」とか「憑依された」という話を聞きますが、そこで思うのは、それを言い訳にして目の前の問題から逃げているのではないか、ということです。


例えば、自分の知っている人が何かに「憑かれ」て、異常な行動をするようになったとします。周囲の人は、だから「お祓い」や「浄霊・除霊」をしてもらわないと問題は解決しないと考えてしまう傾向があるように思われます。

すると、問題は自分の手を離れてしまうので、その「憑依された」人がなぜそうなったのか、そこでは何が起きているのかを考えることをしなくなってしまいそうです。


他でも書きましたが、もともと「憑依」を「自分とは異質なエネルギーが入ってきたこと」と捉えると、誰にでも日常茶飯事的に起きていることなのです。

例えば、人の念を感じることもそうですし、ある場所に行ってその土地のエネルギーを感じた場合もそうです。あるいは、電磁波で頭が痛くなるのも同様です。 それが「良い」ものであっても「悪い」ものであっても、私たちにエネルギーフィールドは日常的に色々なものの影響を受けています。


問題はその入ってきたエネルギー(波動と呼んでもいいですが)を自分で排除できるかどうか、なのです。自分のエネルギーフィールド(オーラ)を本当の意味で「所有」出来ていれば、そこは不可侵の領域ですから、異質なものを排除することは出来ます。

入ってきているものが生きている人のものであっても、未浄化霊であっても、あるいはエレメンタル存在や地球外の存在であっても、それを排除することは可能です。


話し戻して、誰かが「憑依」されたから、それは自分の手に負えない、誰かに除霊してもらわなくてはいけない、というのは、そのもともとの原因から逃げる都合のよい言い訳だと思います。

ひょっとすると、「憑依」された人の自我を強くするサポートをすることが自分の課題かも知れません。通常、その人を本当に愛することで解決することも多いと思います。

その人は何らかの理由で自我が弱くなってしまい、自分の体から抜けてしまう傾向があるのかも知れません。その原因となった「ココロの傷」を癒すこと、その 状態にある相手を受け入れ、本当に愛すること、それが課題なのかも知れません。

このような課題を直視することから逃げて、それを「憑依」によるものだと片付けてしまう傾向は、過去に治癒不可能だとされた病気(結核やハンセン病など)の人を「隔離」して、表社会から見えないところに置いてしまう傾向と似ているように感じます。


霊が怖いものだというイメージは怪談やポルターガイストなどから植え付けられたものもあるかも知れません。しかし、本当に怖いのは生身の人間だと思うのです。

肉体を持たない霊と異なり、物理的な肉体を持っている生身の人間は、体がありますから、包丁を持って人を傷つけることも出来ますし、物理的な制約がありま すから一度動かし始めたら慣性がついてしまうという面もあります。

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