めまいには色々な原因がありますし、場合によっては重篤な病気の兆候でもありますので、専門家の診断は受けてみることをお勧めします。
ここでは、そこでも原因が不明だったり、あるいは典型的な診断(メニエール病など)とは違うのですがお医者様としてはそのように分類せざるを得ないような場合の他の可能性について考えています。
ホメオパシー的な使い方から言えば、めまいには次のようなレメディの可能性があると思います。もちろんこれで全部ということではありませんし、根本体質や
その他の特徴を確かめなくては正しいレメディを見出すことは出来ませんが。
(1)胃腸の不調
NUX−VOM、PULSATILLA
(2)吐き気と便秘を伴う場合
BRYONIA
(3)貧血・体液喪失によって悪化する
CHINA
(4)神経系統の疲弊からくるもの
PHOSPHORUS
(5)老人性
RHUS−TOX
これとは別の可能性として、私の経験でも時々確認することがあるものですが、その方が
自分のハート(魂)に逆らって、自己表現が出来ていない場合にめまいが出ることもあるように感じています。
人によっては、これが高血圧などの心臓関係の症状として出ることもあります。自分のハートにつれなくしている訳ですから、これも当然と言えば当然だと思います。
他のタイプの人の場合、それがめまいとして出るケースもあります。
この場合、例えばこれまでいかに自分の本当にしたいこと・喜びを感じることをしてこなかったかに気づくことも必要かと思います。
例えば、親が厳しくて親のいうとおりに人生を選択してきた、あるいは自分は本当は違うことをしたいのに、社会的通念や周囲のプレッシャー、あるいは強すぎる責任感などから行動規範を決めている人など。
この場合、ホメオパシーではCARCINOSINというレメディを使ったりしたこともあります(体質にもよりますが)。
オーストラリア・ブッシュ・エッセンスの可能性としては、「オーストラリア・ブッシュ・ヒーリング(イアン・ホワイト著、未訳)」によれば次のようなエッセンスが出ています。
ブッシュ・フューシャ
自分の左脳と右脳のバランスをとる。直感に従う
クロウェア
自分の感情が分散していてわからない・心配
ハイバーシア
知性面を重視しすぎる
ジャカランダ
目の前のことに集中できない
ピンク・ムラ・ムラ
過去生などの古いトラウマ・傷
イェロー・カウスリップ・オーキッド
頭主導で知性面が重い
トラウマをのぞいては、
頭の使い方が知性面に偏りすぎていたり、あるいは頭の中心にいないというあたりのエッセンスが多いようですね。