お医者様による診断名や、その程度には様々なものがありますが、ここでは広い意味でうつ傾向ということに対するアプローチの可能性を書いてみます。
もちろん、個別でその要因は異なりますので、
飽くまでも一般的なことに限ります。
まず、うつ傾向をお持ちの方は
感受性が豊か・敏感だと思われます。
これは他人の気持ちを感じ取れるということですから、基本的には悪いことではないと思いますが、あまりに敏感すぎると、自分と他人の区別がつきにくくなり
ますので、エネルギーの使い方としては好ましくないということになります。
特に、親が厳しかった場合、親の価値を押し付けてきた場合、あるいは親が魂の年齢としては経験不足だった場合などは、子供には
親の顔色を伺う傾向が残りますので、このような過敏な感受性を持ち続けることもあります。
この場合、まずは
自分をしっかりと持つこと、他人の影響を切り離すこと、そして自分の気を張ること、が大切かと思います。
別の表現で言えば、自我をしっかりと持ち自分の体・エネルギーをしっかりと「所有」すること、自分のエネルギーフィールドに入ったもの・人・存在をつかん
で取り除くこと、エネルギー的に親や恋人などから刺されたエネルギー上のコードを抜くこと、自分のオーラ境界を常に保つこと、どうしても入ってしまうこと
もありますからエネルギー的に自分をキレイに保つように管理する、ということになりますでしょうか。
うつ傾向の一部には
憑依に関連しているものもあると思われますが、そこで本人が惹きつけてしまった存在(未浄化霊など)に対する過度の同情もあり、本人のなかの未解決の課題に共鳴しているものを惹きつけた結果です。
エネルギー的な状態としては、魂が体から抜けてしまっている、地上に留まりたくないと思っている、グランディングが出来ない、オーラに明らかな穴が開いている、自分以外の存在と一体化している、エネルギー上のコードが刺さっている、依存心が強い、など。
対処法としては、
エ
ネルギー上のヒーリングやフラワーエッセンスでオーラを修復し、入ってしまったエネルギーを取り除くこと、ご自身でオーラを保てるようなテクニックをご紹
介する、自我を強化する手助けをさせていただく、体の中に留まるようにする、生活習慣やお住まいの場の波動などについてのアドバイスをさせていただく、
リーディングで有益な情報をお伝えする、などです。
体質的には、自己犠牲の傾向、あるいは自己破壊的な傾向を持っている場合があります。これは家系の影響もありますし、「過去生」に関連している場合もあります。
もちろん過去生を信じる必要もないですし、また過去生に「起因」するとは思っていません。ただ、過去生の画像みたいなものが見えれば、それは今の問題を解
決する鍵になり得るということです。過去生での自分を客観視することは比較的容易ですので。
自己犠牲とは、
自分の感情を抑圧してしまう傾向です。しばしば抑圧している感覚さえない場合も多いです。これは深いところで自分自身にウソをついているということになりますし、その結果、罪悪感とともに、魂の強い怒りが溜まっているように思われます。
自己破壊的傾向は、自己犠牲傾向の前段階であったり、その進行形であったりしますが、自分がどうなってもいい!という感覚、自己懲罰的傾向、ネガティブな領域でジェットコースターに乗ったような感覚が実は楽しいと感じている、など。
これは
カウンセリング、ヒーリング、フラワーエッセンスも使えますし、
ホメオパシーにマイアズムという概念がありますので、その種類にあったレメディをお渡しすることも出来ます。特に肉体的に症状が出ている場合は有効かと思います。家系の影響は、ブッシュエッセンスでは
ボアブも使えます。
通常、その方がこのような経験をしている理由、そこでの
学びのテーマは「愛」です。
愛をもらえなかった、愛を奪われたと感じた、人から愛されていると感じない、自分を受け容れ愛することが出来ないと感じる、愛し方がわからないと思ってい
る、愛の欠乏感が強い、宇宙から愛されていると感じられない、など。
魂の成長段階として、一つの人生の途中でも、あるいは生まれ変わりのある段階でも、大きな学びを経験して、それから学びを得て、克服しようとする時期もあるようです。
オーストラリア・ブッシュ・フラワーエッセンスのイアン・ホワイト氏は、これを
「マック・トラック経験」と呼んでます。マック・トラックとはアメリカなどで見られる超大型のトラックのことで、これに轢かれるようなとても衝撃的な経験のことを指します。
しばしば、その人の人生の節目にあたり、生活・人間関係などでも大きな変化を伴います。
マック・トラック経験は、程度の差こそあれ、誰にでも起きているものです。自分が生まれる前に決めてきた人生の青写真の通りに進むため、或いは、その青写
真からはずれていることを思い出させてくれるために起きるものです。
マックトラック経験で、
どれほど「苦しむ」かは、その大きな流れにどれだけ「抵抗」しようとするかにもよります。時には、抵抗しようとしまいと、流れは進んでいきますので、抵抗するだけ自分がつらくなってしまいます。
この側面からは、
フラワーエッセンスでとても効果的なものがあります。オーストラリア・ブッシュのセットでは、転換期を乗り越える
ボトルブラシや、魂の暗闇の時期に適当な
ワラタ、自分のこだわりを手放すための
ボロニアなどが代表的なものです。
場合によっては、
数秘術やリーディングなどを使って、魂がどの成長段階にあるかをアドバイスさせていただくこともあります。
あるいは、状況よっては、
イ
ンナーチャイルドワークや感情解放のワーク、体とのコミュニケーションを強化することによって体のヘルプを得るように促す、自分の意識をキリストや観音の
ような愛に満ちた高いエネルギー存在に繋げることによって自分の内部を満たす、日常の幸せや周囲が与えてくれる「大きな愛」に注意を向けるようにする、などが出来るかと思います。
とは言っても、
実際にはクライアントの方のお話を徹底的にお伺いした上で、私に出来ることを求めた結果出てきたことをさせていただきますので、基本的に上述のような定型メニューに従っているわけではありませんので、まずはご相談ください。